favorite angel


「お父さん?入るわよ」


中に入るとデスクに向かって仕事をしている誠さんがいた。


「おぉ。退院おめでとう。迎えに行けなくてすまなかったね」


「いえ、杏さんが迎えに来てくれたので」


「おや、杏が行ったのか?大丈夫だったかい?」


「はい」

「それは良かった」

「ちょっと、二人だけの雰囲気作らないでよ」


誠さんと顔を見合わせ笑いあった。


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