オフィスの甘い獣(ケダモノ)
「義理の息子の臣(オミ)だ…」



「神宮寺臣です。よろしくお願いします…」



長身で甘い顔立ちだけど…彼の密かに放つセクシャルな匂いは強烈だった。



初対面のはずなのに…


声に聞き憶えがあるーーー・・・



どうしてだろう…



私は脳裏をフル回転させて考えるけど…判らない。




「秘書の細谷佑月さんだ」



「…初めまして…こんな綺麗な方が俺の秘書だなんて…義父さんの会社に就職して良かったよ…」


「私は…」



「副社長室は使用されていない…右奥の部屋だっけ?」




「そうだ」

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