幼馴染みに片想い中。

隣ではお腹を必死に終えながら下を向いている。


顔は見えないけれど耳が真っ赤になっていた。


クスクス


反対方向を向いて思わず笑ってしまった。


そりゃ俺が朝食を食っちまったから腹減ってるよな。


真っ赤になった耳に触りたくてたまらない。


「どっかの誰かさんがあたしの朝食を食べたんだからしかたないの!」


また睨んでくるがこの身長差だとどうしても上目遣いになる。


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