初恋は図書室で。


それでも私は話を続けた。



「私、この花火健太と見れて良かった、、」


私は小さくつぶやいた。


きっと、花火の音で聞こえなかったと思う。





だけど、


さっきまで上を見ていた健太の横顔は私に向けられて、、、、


「俺も」




私の耳元でそう呟いて




優しいキスをされた。
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