未来からの贈り物
みんなが席に座った頃に絶妙なタイミングで料理が運ばれてくる。


さすが合コンに慣れてる一馬である。


と、関心してしまった。



そして遂に合コンスタート。


人数は男性が5、女性が4…


まぁ初めての合コンだから仕方ないのかも知れないが…


いつの間にか僕一人が浮いてしまう始末…。


人数的に何故、今日僕が呼ばれる必要があったのか分からない。


愛想笑いで顔が引きつっていないか心配になりながら、ただ黙々とビールを飲んでいる。



開始1時間…


やはりあの手紙はガセだったのだと確信した頃。


店の扉が開いた。


みんなは話しに夢中で、その事に気づいていない様子である。


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