世界一幸せな国Ⅰ
?side




「まったくよぉ、2人まとめて対応って神のやつ人使い……あー、いや、天使使いか?荒いんだよなぁ……。っていうかさ、特別な奴ってなんだよ詳しく言えよなぁ……」




『うるせぇぞ!悠馬ぁ【ユウマ】!!さっさと仕事行かんかぁ!!!!』




「うげっ神……!わーったよ、行けばいいんだろ?行けば!テメエもたまには行けよなぁ……」




『この神に向かってなんという口の利き方……!貴様は全員分の魂の行方を決められるというのか?!』




「あー、はいはい。さーせんしたー。神だってそういいながらも変な抽選したりとかしてる癖にー……」



『なっ……!儂がどれだけ苦労してるかも知らないで!さっさと仕事に行け!!』





「ふぁあ……ほぉい」








……





……んん?




おお!

俺sideだったか。



俺は悠馬だ。



ここで、《転生手続き案内係》というのをやってる。


まあ平たく言えば、下界との窓口になる天使だ。




ある事件で俺は死んで……



あのクソ神がここで働かせてくれてるってわけ。
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