世界一幸せな国Ⅰ


『悠馬!早く本題に移れ!!時間が無駄になるであろう!!』


神が怒鳴ったことでおとなしくなった悠馬。



「え、天界でも時間なんてあるの?」


私は、ふと気になったことを聞いてみた。


『流れは違うがな。今頃ならお前らが居た下界は秋頃だろうな』


彼「そ、そんなにですか?!」


『ここで言う1時間であちらの1日過ぎるぐらいのスピードだ』


「ここに1日居るだけで向こうは1ヶ月弱すぎてるの?!……なら悠馬は……ここに来て 1ヶ月ちょっとじゃん!」



悠「俺が喋ってると怒るのに、藍乃達とは会話するんだ……」



悠馬が何かを言ったあといじけていたが、誰1人と気にすることはなかった。





悠「くそぅ……」
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