好きのおもさ
あやつのせいで感情的になってしまい、ついついクラスの注目を集めてしまう。
注意しなくては。
午後はまた体育大会の練習。
詰めて練習しても意味ないのに。
各自体操服に着替え、今はグラウンドに向かっている途中。
みんなで向かっているため、進行が遅い。
友達とガヤガヤと喋りながら、歩いているためだ。
私は1人で黙々と歩いていきたいのだが。 それは無理そうだ。
「ええぇ~
みんなようやく集まりましたな。
本番もこんな感じだと、全体の進行が遅くなるからな。
もう少し早めの行動を心がけるようにしなさい。
高校生なんだからできるだろ?」
開始直前の先生の言葉がこれだ。
先生って言っても体育大会を運営する先生。
名前なんて知らない先生だ。