好きのおもさ
1年生の役割が終わると私達はだらだらとテントに戻っていき、2年生は1年生よりしゃきしゃきと動いた。
その姿に誰も羨望はしないだろう。
気にも止めないだろう。
テントに戻った私は、いつものように端っこの方に座り込んだ。
「暑いね」という言葉が飛び交うテントの中。
誰だってわかってることなのに、何でみんなが発するんだろう.
言った所で何も解決しないのに。
とは思っても私は何も言わないし、行動しない。
テントの中と言っても私がいる所は、日が射している。
影の所は人が多いから、少ない日なたの所にいる。
だから影にいる人より暑いということを知ってもらいたい。
まぁ別に知ってもらった所で、どうこうして欲しいわけではないけど。
私は顔を上げ、2年生の練習風景を見た。
やっぱり2年生というだけであって、ちゃんと練習に取り組んでいる。
1年生とは大違い。