好きのおもさ
『おまえ、そんなことで傷つくのか?
弱いな』
『俺がおまえに人生の楽しさを教えてやる』
『おまえに何が起こったのかしらねぇが、俺はおまえに学校が毎日楽しいようにしてやる!
明日が来るのを楽しめるようにしてやる!!』
次から次へと宇川くんから言われたことを思い出してしまう。
こんなに細かく思い出してしまうのは、きっと日記のせいだ。
実は私はもうずいぶん前か日記をつけている。
それをこの前読み返したからだ。
時々不意に読み返すから、その時にまた想起したんだろう。
だから記憶されたんだな。
ふと日記帳を置いている場所に、目を向けた。
「どうした?
さっきから挙動がおかしいぞ」
するとこちらを見ていた宇川くんに聞かれた。
「別に…
テレビでもつけようか」
机の上に置いてあるリモコンに手を伸ばす。