ひまわり





「よっし!ぢゃあ次そこのゲーセンでもいこーぜ♪」

ボーリングを2ゲーム終え会計を済ませたあとナオキが皆を誘った。

ボーリングの最中もあまり元気が無かった彼女が気にかかっていた。

時折見せる笑顔もどこか寂しそうな目をしていた。




ゲーセンに入るなり
ミキちゃんの提案でプリクラ撮ることになった。


「実彩子どれにしよっかぁ〜?♪」


なんて2人でプリ機を選んでいる。


その時俺の横でそわそわしてるナオキが目に入った。

「ナオキ。なんでそんなもじもじしてんだよ笑」


「緊張してきたー笑 今日で俺の一生が決まるのかと思うと…もう…笑」


「一生って大袈裟すぎんだろ!笑」

といい、ナオキの肩を叩いた。



「2人とも〜!!これにするぅ♪」

遠くでプリ機から半分だけ顔を覗かせたミキちゃんが手を振り呼んでいる。
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