Golden Apple

盛り付けたサラダを火に焼べようとするレベルだ。


「え、だって火通ってないと危ないよ!?」


このお嬢様は…!
ミカミと同類か。

何とかそれを阻止して、朝ご飯にありつく。タクトはこのことを知っていたらしく、「だからキッチンに立たせんなっつったのに」と苦笑いしていた。


「ごめんね、私物知らなくて」

「ううん、小学生を相手にしてるって思えば何とか大丈夫だった」

「良かったあ……のかな?」


うん? と首を傾げるのに笑って、タクトの方を見た。話の続きだ。



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