【完】イケメン*眼鏡*ランデヴー

最後の決断




8月30日。ひとつのくすみもない青空の下を、永太の運転するオープンカーが駆け抜ける。



皆の揃う日がこの日だけだったこともあり、私達は星砂の浜まで朝から出掛けていた。



「ハイサイおじさん!ハイサイおじさん!ゆうびぬ三合ビンぐゎ、ぬくとんな?ぬくとらわんに、わきらんな!」



「ありありわらばー、いぇーわらばー!三合ビンぬあたいし、わんにんかい、ぬくとんで言ゆんな、いぇーわらばー!」



「あんせおじさん!三合ビンしふずく、やみせぇーら!いっすビンわんに、くぃみせーみ!」



相変わらず、楽しそうに後ろでは澪ちゃんと雅治が賑やかな歌を歌っている。



「今日はハイサイおじさんですか。楽しそうで何よりですね。」



雅治が小童パートを、澪ちゃんがおじさんパートを歌っていたらしく、歌いながらケラケラと笑っている。



歌詞の意味はやっぱり分からないけど、楽しそうだからいいか。
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