負け犬予備軍の劣等人生
その批判内容は、
私からすれば、
それほど気になることでは
ないのだが、
裕福に育った甘えが
垣間見えたみたい。


お箸の持ち方から
お金の使い方など
彼にとっては
突っ込まざるを得なかったようだ。


今までそんな扱い
されたことのないユキは
さすがに気分を害していた。


そんなわけもあってか、
聡君はユキを通り越して、
私に興味を持ってくれた。

流石、慶應出の
一発合格、会計士は
そのへんの男とは
考え方が違うな・・・。

会話していても、どこか、
知能端数が高いことは、
バカな私にも感じれるほど、
尊敬できる存在だった。



彼ともっと話したいな・・・・


私の



『恋愛モードがONになった』


瞬間である・・・・

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