負け犬予備軍の劣等人生
「俺、何もしないよ?
ベッドもちゃんと
別の部屋に
それぞれあるし・・・
眠くなるまで
ゲームしたりして
遊ぼうよ!?」


迷っている私を見て、
安心させようとしたのか、
聡君が間髪入れた。


「ヴ~ン・・・」


決断できない!!
突然すぎる(泣)


「そうと決まったら、
タクシーで帰ろう!」


そう言って、
私は聡君に
されるがまま
手を引っ張られ、
店を出た。
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