君のイナイ季節
本当なら隣にいるはずだけど。

君はイナイ。





隣に君はイナイ。








でも私は生きていく。

周りには大切な友達や家族がいてくれる。


私は真っ暗な闇の中から自分が本来いなければいけない場所に戻れた。



でも、一番。



生きなくてはいけないと思ったのは君が最後に、突き付けた約束だよ。



これから先、私は一人で生きていく事になるけど。



君といた季節をこの胸に刻み込んで、私は生きていく。



今、君がいる場所に

私はいつ行けるかわからないけど。

もし行くときは

迷わないように迎えに来て。



そして。

私のこれからの人生をお土産話として持っていくから。



その時は。

覚悟をして。

私の長い話に付き合ってよね。





拓海くん。

大好きだよ。

今までも、これからも。
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