ラブサプリ
―ガシャンっ

少し重みのあるドアの音がした、


「すみませんっ」

そこには頭を下げたお母さんがいた

「あなたは…?」
田中先生が眉間にシワをよせてお母さんをみていた。

「由良の母親ですっ」

そう言ってお母さんは背筋をピンッと伸ばしてそう言った

「今家庭で色々あって池内先生の家に居候させてもらってます」

その一言で先生達はざわめき始めた

「池内先生とは元々昔からの知り合いで…だから私が無理言って…」


ざわめきから一気に静まり返った。
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