ラブサプリ
「メイドさんがそんなことしていいのかなー折角の可愛いメイドさんが台無しだぞー」


…っ

あたしは何故か先生の何気ない”可愛い”の一言に顔をまっ赤にさせ
動揺を隠そうとどんどん先生の足を激しく蹴り始める
「おいおいおいどうしたっ、顔まっ赤にさせてって痛いぞおい」

先生はあたしの行動に少し焦ってあたふたし始めた、

「お、池内いじめかー?楽しそうだねー」
戻ってきた長野先生があたしの行動を見ながらケラケラ笑う
「ちょ、違うでしょ普通とめるでしょ」
先生はまた焦った表情で言う

「そろそろにしろよ木下ー何があったか知らないけど、多分池内が悪いと思うけどな、そこらへんにしておいてやれ」
あきれ口調で言う長野先生に先生は

「俺のせいっすか?!」
何で俺のせいなのみたいな顔をする、先生、…そうだよねわかんないよね、先生が悪いんだよ

あたしを好きにさせた先生が悪い

「そ、先生のせい」
あたしは、真っ赤の顔からようやく普通の顔に戻りにっこり笑ってそういった

「ほい、これ、重いから池内に持ってもらえ、いじめられたんだろ?池内、生徒をいじめた罰としてこれをうちのクラスまで運んでいけ」
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