この運命を奇跡と呼ぶならば。


「そうだ。桜、お前は気にする必要なんてないんだ。」

「佐之…新八…」


そういった原田と永倉を見た桜はただ一言「ありがとう。」とだけ言うと、原田も永倉も満足そうな顔をして桜に朝餉を食べるように促した。



「そういえば、総司と平助はどの部屋にいるんだ?」


「あぁ、あいつらは向こうの広間で寝かされてるよ。もう、目は覚めたんだが土方さんが寝てろってな。あの人もホントに、不器用だな。今は斎藤が一緒に居る。」



「一が?後で、そこに私を連れて行ってくれるか?」
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