この運命を奇跡と呼ぶならば。
そう言って伊東の隣を通り部屋へと向かった桜の耳には伊東の舌打ちの音が聞こえ、かなり動揺していたため気にすることなく、部屋へと向かった。
(どうしよう…バレた…?土方に相談するか…?)
「…ホッ!…コ、ホッ…」
「ッ!!総司っ…!!」
部屋の前に着いた桜は部屋の中から小さく咳き込む声が聞こえて慌てて部屋の中へと入った。
「さ、く…らッ、ちゃ…ゴホッ…」
「喋らないで、大きく息吸って…吐いて…」
そう言って沖田の後ろに回り込むと背中をゆっくりとさすった。