バッドエンドの終わり方
そう叫んだあたしに優叶は笑いながら砂浜に歩き出した。
「ちょっと…待ってよっ!」
優叶の後ろに続くように走ると急に足がもつれた。
「うわっ…!」
こけそうになると前で優叶が支えてくれていた。
呆れたようにため息を着ついた優人。
「だからお前は何回転ければ気が済むんだよ。
1人にさせとくといつのまにか怪我してそーで怖ぇー」
そういうと優叶は「ほらっ」っといって右手を差し出してきた。
…へ?