郵便局と私【高校編】
ある日、隣の女の子と話をしながら区分していた私。

例のごとく、H瀬さんのかんに触ったらしい。

「喋らずにやれよ!」

と、イライラ全開で後にいた私たちに振り向きもせず注意する。

一瞬、周りが静まり返る。

………ブチッ

その瞬間、私の中で何かがはじけた。

カーと頭に血が上る感覚。
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