相容れない二人の恋の行方は
「……あ、美味しい。火の入り方も絶妙です……」
「そう?」
「こっちのコーンスープも美味しい……え、まさか手作りですか?」
「ミキサー使って簡単に出来るよ」
新谷の意外過ぎる料理の腕に感動……して終わればそれでいいのに。美味しそうな料理の中で目を逸らしても視界に入ってくるひときわ不気味に主張するその物体。
「で、でも……その、大量に真ん中にある、季節外れのツリーみたいになってるものは……?」
「あぁ、ブロッコリーのこと?」
「わ、私……ブロッコリー苦手で」
「ブロッコリーは塩茹でして食べるのが一番だよなぁ。ボク好きなんだよね」
「わ、私は……」
「好き嫌いは良くない。食えよ」
……やっぱり。そうだよね、そうなりますよね……。
一気にテンションダウンしているとそこへさらに追い打ちが。
「今日学院行くから。食べ終わったらあと片づけして、出かける準備しろよ」
「え。で、でも昨日、土日は学院も休みだから私たちも休みって……」
「何言ってるんだよ。経営者に土日もなにもないよ」
「……はい」
こんなの想定内だ。これしきのことで腹を立てていたらこの先持たない。私は自分にそう言い聞かせてブロッコリーをひとふさパクリと一口に運んだ。……あぁ、やっぱり苦手、気持ち悪い……。朝から気分最悪、そんな日曜日のはじまり。
「そう?」
「こっちのコーンスープも美味しい……え、まさか手作りですか?」
「ミキサー使って簡単に出来るよ」
新谷の意外過ぎる料理の腕に感動……して終わればそれでいいのに。美味しそうな料理の中で目を逸らしても視界に入ってくるひときわ不気味に主張するその物体。
「で、でも……その、大量に真ん中にある、季節外れのツリーみたいになってるものは……?」
「あぁ、ブロッコリーのこと?」
「わ、私……ブロッコリー苦手で」
「ブロッコリーは塩茹でして食べるのが一番だよなぁ。ボク好きなんだよね」
「わ、私は……」
「好き嫌いは良くない。食えよ」
……やっぱり。そうだよね、そうなりますよね……。
一気にテンションダウンしているとそこへさらに追い打ちが。
「今日学院行くから。食べ終わったらあと片づけして、出かける準備しろよ」
「え。で、でも昨日、土日は学院も休みだから私たちも休みって……」
「何言ってるんだよ。経営者に土日もなにもないよ」
「……はい」
こんなの想定内だ。これしきのことで腹を立てていたらこの先持たない。私は自分にそう言い聞かせてブロッコリーをひとふさパクリと一口に運んだ。……あぁ、やっぱり苦手、気持ち悪い……。朝から気分最悪、そんな日曜日のはじまり。