★隣のヘタレの王子様★ ★完★

「さてとっ資料まとめるかっ」

なんか静かな教室


いつも近くに隆次くんがいたからなぁ…




寂しっ




『ゆずせーんぱい？』


「！？」
誰この子？
なんか…小悪魔な感じの…。



『先輩珍しいですねっいつもはペット連れて行動してるのに』

「なっ///隆次くんはペットじゃないし!」

『あんなヘタレのどこが好きなんですかっ(笑)』


「っヘタレが好きなの!文句ある!?」


『無いですけどっ(笑)まっ…ヘタレがそのうち嫌になって僕みたいな人が好きになってきますよ?』

そういいながら近づいてきて
耳元で話してくる


『僕ならこの暑さ以上に先輩のこと…熱くできるのにな～(笑)』


「///なっ…ちっ」

ｶﾘｯ


『耳たぶ柔らかいですねっ先輩』

「なにすんの///!」


『先輩すぐ真っ赤になったらダメですよ?男はそういうこと誤解しやすいですからっ。じゃ体育祭楽しみにしてますって、隆次先輩に伝えといてください』


そう言って彼はさってしまった


「今の…誰だったんだろ?」

ってか何?体育祭に何かあるの?