姐御な私と無口なアイツ。
そんな私に簡単に彼氏なんてできるはずもなく。


……まあね、彼氏ほしいなーなんて思うけどさ。


残念……自分……。


そのまま、結局電車が来てからも大した話はせず、私たちは学校についた。



* *



やばいなと思ったのは、昼休みが終わった辺りからだった。


五時間目の数学のテストにそなえ、いつもの三人で解き方をあーでもないこーでもないと話しながら、確実に感じる、違和感。


とりあえず寒気がやばくて、ブレザー着てるのに指先がふるえて、目眩と頭痛がひどい。


呼吸も熱い感じがして、これは確実に不調だと悟る。


とりあえず二人に移さないよう微妙に距離を保ちながら、なんとか意識をしゃきっとさせようとする。


……そして、迎えたテストが終わって。


得意な単元ではあったので、なんとか全問解けたのだけれど。


正直、こんな状態だし期待はあんまり出来そうにない。

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