復讐ストーカーゲーム2
――もう! 霰しっかりしてよね!
がら空きになった、片手のデジカメを奪いとった。なにを撮ったか確かめると、全部霰の写真だった。
「止めろー!!!! オレッチのかぐやコレクション! 双子の片割れとはいえ、許さないぞぉー! いてててっ!」
その言葉は私には届かない。
ぴっと遠慮なく全消去ボタンを押した。メモリーのSDカードは、一秒もかからず、まっさらな状態になった。
「ああああああ!!!! オレッチのかぐやちゃんが!!!!」
「おチビ! 私と霰を区別出来る能力は認めるけど、これ以上変な真似をしたら……殺すわよ?」
蛇田に向けてペロリと手の甲を舐めた。
がら空きになった、片手のデジカメを奪いとった。なにを撮ったか確かめると、全部霰の写真だった。
「止めろー!!!! オレッチのかぐやコレクション! 双子の片割れとはいえ、許さないぞぉー! いてててっ!」
その言葉は私には届かない。
ぴっと遠慮なく全消去ボタンを押した。メモリーのSDカードは、一秒もかからず、まっさらな状態になった。
「ああああああ!!!! オレッチのかぐやちゃんが!!!!」
「おチビ! 私と霰を区別出来る能力は認めるけど、これ以上変な真似をしたら……殺すわよ?」
蛇田に向けてペロリと手の甲を舐めた。