雨の中のメロディー
次の日、天は美香を家の前で待った。
美香はいつも絢と学校へ行っていたため天が待っているとは思ってはいなかった。
今日は絢からメールがきていた。

「今日、委員会の集まりが朝からあるから先に学校行ってるね」

美香は返信はしなかった。
遅刻ギリギリで家をでると目の前には天。

「美香ちゃん、遅くない?」

天は笑いながら言った。

「天くんいつからいるの?」

「20分前くらいかな」

「本当にごめん!待ってるなんて知らなくて…」

「いいよ!早く行こうか」

そう言って天は美香に手を差し出した。
美香は天の手を掴んだ。
そのまま二人は歩きだした。
< 21 / 23 >

この作品をシェア

pagetop