俺様男子と同居生活!?
すると、
椋はソファーから移動して、イスに座った。
「いただきます。」
それに会わせて、私も続いて手を会わせた。
自分で食べてみれば…
うん。普通のオムライスだ!
「どう…?」
私は、恐る恐る聞いてみた。
「うん…。まぁ、美味しいんじゃない?」
っ…。
なんで、疑問形なのよっ!
「俺が作った方が美味しいけどな。」
「…一言余計だよ!ばーか」
私は、黙々と食べ続けた。
「でも…なんかお前って感じの味だな」
「えっ…!?どういう事…?」
「俺さ、オムライス食べると、それを作った人の性格や雰囲気がなんとなく分かるんだ…」
「オムライス限定…?」
「う~ん。わかんねぇけど、そうかもしれない。
だから、大体付き合った女にはオムライス作らせて、そういうの感じ取ってたんだ。」
「へ、へぇ…」
としか、言えない。
いや、ただただすごい。