家庭内逆ハーレム!?〜後編〜
不思議な気分に包まれてあたしは再び深呼吸をした
そして関係者の方に声をかけられ
音楽とともにドアが開かれる
パパもさっきの砕けた顔ではなく父親の顔だった
なんか変な感じだ
だって向こうにいるのは
みんな知ってる人
相手の両親とかいなくて
いるのはあたしの知人だけ
結婚式じゃないみたい
なんて思いながらバージンロードを歩く
一歩一歩今までの過去を振り返るように
パパが死んでから苦しいことばかりで
ママは忙しそうで
虐められて
思い出もなくて
引きこもりになって
自殺もしかけた
けどひとつの光に出会った
家族という名の光に
苦しいことも悲しいことも分け合った友人
楽しいことや嬉しいことを共感しあった兄弟
そしてあたしをいつでも思ってくれた両親
そんな人たちがあたしの生きる理由になった
パパの手紙にも散々助けられた
ママの言葉に何度涙したことか