君のそばにいてもいい?

となりの


翌日。

今日は何でだが分からないけれど、
早く学校へ行きたい気分だった。

下駄箱を見ると、案の定、朝練のある吹奏楽部の靴しかなかった。

たぶん、教室に行っても誰もいないだろうな…

そんなことを思いながら、私は教室へと向かう。

教室の前に着き、ガラッとドアを開けると

「あれ?許斐?
おはよう、今日は早いんだね」
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