この恋、国家機密なんですか!?


私の上にのしかかった宗一郎さんから、キスの雨が降ってくる。

唇をふさいだまま、私の衣服のボタンを、ひとつひとつ解除していく。

その長い指の感触に震えると、彼はまた意地悪く微笑む。


「……たまには、縛らないでしてみるか?」


耳元でささやかれただけでも、背中が浮いてしまう。

それでも宗一郎さんの提案に、なんとかうなずいてみた。

なのに。


「バカ。そんなわけにはいくか」


自分で聞いておいて、またバカにする。


「な……」


反論する前に、言葉を失った。

突然、視界が何かでふさがれたから。


「なにっ?」


驚いて声をあげる。

なんか、ふわふわしたタオルみたいなもので、目隠しされた気がするんですけど!

こっちはちょっとテンパっているのに、宗一郎さんは何も答えない。

かちゃりとベルトのバックルが外れる音が、やけに鼓膜に響く。

何が起こるのかとびくびくしていると、手に宗一郎さんの長い指が絡んだ。

その手を頼りにしようと思ったのに、彼の指はすぐに離れ、私の両手を頭の上でまとめあげる。

皮のベルトが手首に巻き付く感触。


「あの」


余計なことを言うのは許されず、宗一郎さんの舌が口腔をふさいだ。


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