キミと見た景色をもう一度
「じゃあ、体育教官に伝えておくなー」
先生はそれだけ言うと教室を後にした。
教室から先生がいなくなった瞬間に、拓人はお菓子を食べ始めた。
私は慣れないスカートが汗で肌に引っ付き気持ち悪かったため、
すぐに席を立った。
「あーもう!ベタベタする!!」
「大変だねぇ」
机の上や床にポテトチップスやクッキーの食べかすを
ボロボロ落としながら言う拓人。
誰が掃除すると思ってるんだか・・・。
「はぁ・・・」
今年に入ってもう数え切れないほどのため息をついた。