キミと見た景色をもう一度
次の日もいつものように朝ごはんの支度をして、家を出た。
学校に近づくとやはり、私の赤いマフラーは目立ってしかたなかった。
そのため、ヘッドフォンをして音楽室まで足早に歩いた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
音楽室について、呼吸を整えてから音楽室のドアを開けた。
そこには、なぜか肌寒い秋という季節なのに上半身裸でいる拓人がいた。
「おは・・・・・・うわぁぁぁぁ!!!!」
「あ、憂。おはよう~」
「な・・・なっ!!」
男の裸なんてものは見慣れていない。
しいていえば、小さく赤子のような男の体なら見慣れているが、
同年代の男の裸なんて見慣れているわけがない!!!
一人で赤くなって硬直していると、
上半身裸ということを気にせず拓人は私に近づいてきた。