キミと見た景色をもう一度
拓人が落ち着く頃には、私の痛みもなくなっていた。
「憂・・・今からちょっと外に行こう?」
「いいけど・・・」
現在は夕方。
でも、冬ということもあって日が沈んでいる。
拓人に厚着をさせられたうえで、車椅子に乗せてもらった。
そのまま車椅子を押してもらい、病院から出た。
・・・外出許可取ったのかな・・・。
少し気になることはあったけど、あえて何も言わずにじっとしていた。
「着いたよ」
「え・・・ここって・・・」
目の前にある建物は、たくさん拓人とデートしたデパートだった。