キミと見た景色をもう一度
「ただいま帰りましたー」
「お帰りなさい、憂ちゃん。今日は少し遅かったのね」
「学校祭のことで・・・また、先生一人に準備させてしまってすみません」
「いいのよ、私は暇だから」
園長先生に嘘をつくのは心苦しい。
でも、園長先生ももう御年だ。
これ以上負担を大きくさせてしまってはいけない。
だから、残りの時間精一杯の笑顔で園長先生を支えよう。
それぐらいしか、私のできることはないから。