蒼夏の刹那
一秒ずつ確実に時は刻み、別れの時は近づいている。



速水くんは……いいのかな?



蒼も速水くんも、お互い何も言葉を交わさない。



ちらりと速水くんを見ると、黙ったまま首を振った。



私は何も言えない。



速水くんが決めた事なら、それを見守るしかない。私が思うより、ずっと深いところで二人は繋がっているのかもしれなかった。



感覚全部が麻痺している。



何も感じない。



そして、別れは唐突に訪れる。



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