純愛〜彼と私の物語〜
...あー、もう絶対に誤解されてるよなぁ...
最悪だー!...

「じゃぁね、茉莉愛ちゃん!」
...はぁ、そんな気分じゃないよ...
「あっうん。また...」
茉莉愛は適当に受け答えした。

目の前にいる今日知り合ったばかりのこの軽いオトコより、健太郎の方がよっぽど重要だ。

しかし、その健太郎には誤解されてしまった。

...健太郎先生...追いかけて行こうかな...でも、余計に火に油な気がする...

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