桜色の恋~3ヶ月の幸せ~




もう、一人で歩くのも簡単ではなくなっている。


だから、車いすに乗っての移動になるのだ。


なんでか、廉くんが学校の廊下で車いすを押してくれている。


今は10時30分頃だから、2時間目の終わりの方だろう。


てことは、遅刻になる。


廉くんは平気なのかな?


あたしも考えてみると今までで初めての遅刻になる。


ガラガラガラ



「桜ちゃんおはよー!」



「おせーぞー?寝坊かよー!」



「早くしないと鬼先生に怒られちゃうよー?」



「ダァーれが鬼じゃあー!!!」



さっき先生のことを鬼とか言ってた男の子は頭を教科書で殴られてた。



「うわ!DV!暴力へんたぁ〜い!」



「「「「「「「「あははははは。」」」」」」」」



クラスに笑いが起きる。


みんな、。


きっと、クラスの子のほとんどにあたしが病気なのは知られちゃってるだろう。


それにあまり学校に来れてなかったあたしなのにこんな風に接してもらえてとても


嬉しかった。




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