桜色の恋~3ヶ月の幸せ~





廉くん…。



「…廉…くん。」



ううっ。


も、う、限界、だなっ。



「桜、何でだよ、。一昨日までは元気だったじゃねぇかよ!なあ、嘘だって、嘘だって言ってくれよ!!」



「廉君…もう…時間がないの……だ…から……あたしの話を聞いて?」



そういうと、コクンと頷いた。



「あたし…廉くんと……出会えてよかっ…た。
廉君をまた…好きに…なれて……良かった。
もっと一緒に…居たかった。大人になって、結婚して……二人の子供…作ってっていう………普通の暮らしが…したかっ…た。
お金持ちじゃなくたって…貧しくたって……廉くん…と…なら、幸せになれると……思った。
それくらい大好きだよ。でも…廉君はもっと……違う子…と………幸せに……なって。
あたしを好きになって…くれてありがとう。愛してくれて…ありがとう。」



「っ、………何で、そんな最後みたいなこと言うんだよ。何でだよ、、。まだ俺達は続くんだろ。」



「生まれ変わりを…見つけて?あたしは…必ず…廉くんのそばに…いるし…ずっと見守ってるから。
生まれ変わっ…た…あたしを……見つけて?必ず…近くにいるから。」



「そんな、俺からお前は見えねえじゃねえかよ。
嫌だよ。もう、離れたくないんだよ……。2回も離れ離れは、、嫌だよ…。」



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