子ナシ専業主婦の日常
しかし、私の年齢で今急ぐことは子供を産むことだと思っていた。




司も、できれば子供がほしいみたいで子作りに励んだ。




男の子なら陽斗、女の子なら汐莉とまで名前も決めて、司なんて、





「子供が二十歳になったら一緒に酒を飲みたいな~」





まだ、授かってもいないのに心踊って…





もちろん、私も司との子供がほしくて仕方なかった。





私は専業主婦を続け、妊娠を待つことにした。




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