子ナシ専業主婦の日常
救急車を呼ぼうと思ったが、犬のマルは心臓が弱ってて刺激がよくない。





私はマルのために耐えることにした。





頭の芯は冷静だったんだと思う。




ホットミルクを飲み、深呼吸を続けた。




司がずっと私の背中をさすってくれていた。






その時、何となく外出したりすることも、もうできない気がしていた。





「なんでさ?」





司はまた不思議そうに言ったけど、私自身にもその理由はわからなかった。





司が私が眠るまで手を握ってくれて、その夜は眠りに落ちた。





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