★☆龍華学園☆★




またまた先輩から第三のため息。


「美月が道を通るだけで男は美月を意識すんの!だから美月が今日の試合見に来たってことはバスケ部員がいつもより気合いを入れてプレーしてたの!!」



へぇ…。
なんで??
意味わかんない…。



「要するにお前はモテて、美月のことが好きな男が山ほどいんの!!」



「ナイナイ!!絶対ないし(笑)あたしなんか好きになる人いないし。だからそんなことはありえないから」



そう言った途端、先輩は「無自覚…。なんで俺が怒ったか帰るまでによく考えろ!!」と言い捨てて怒って体育館に帰って行ってしまった。









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