★☆龍華学園☆★




「俺、頑張ってたのわかった??」


体育館裏の階段に腰掛けながら、聞いくと美月は俺が促したところに座りながら、



「わかったよ♪バスケ好きなんだね。」



と言ってきた。美月が鈍感なのを忘れてた…(泣)俺の口からは当たり前のように深いため息がもれた。



美月の頭にクエスチョンマークが何個も浮かんでいるように見えた。


「あのな、俺は美月が居たから頑張ってたの。わかる??美月が他の部員見るのは嫌だったから。じゃないと先輩押しのけてまでプレーしないし…。」



そんな鈍感な美月にぽろっと本音が出てしまった。








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