スイートナイト
何気なく、巽くんが持っているかごに視線を落とした。

かごの中には2袋のミルクキャンディと食パンと牛乳が入っていた。

「朝飯の食パン切らしたからコンビニにきたけど、ラッキーだったな」

巽くんが呟くように言った。

「えっ?」

朝飯の食パンって、
「巽くんも、朝ご飯はパン派なの?」

気がつけば、私は巽くんに聞いていた。

「…そうだけど?

って、もしかして静希さんも?」

そう聞き返してきた巽くんに、
「うん!」

私は首を縦に振ってうなずいていた。

「へえ、ますますあんたと気があうじゃん!

パンって、ご飯と違って手軽だからいいよな!

体調悪い時とか時間がない時でもすぐに食べられるし!」

嬉しそうに話しかけてきた巽くんに、私も嬉しくなってしまう。
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