今日から腹黒男子と同居します
次の日

「はあ!?アメリカ!?」

クラスの皆が真里の声を聞いて注目する。


「こらっ、声でかい」

私はしーっと心友の真里に呼びかけた。

「美優は行きたくないんでしよ?じゃあ、はっきり言っちゃいなさいよ」

さっきより小声で話す真里

「真里……」


「大丈夫!あんたならできるわ!」

ガシッと私の肩を掴むと力強い一言

「ありがとう!頑張ってみるね」

真里に告げたらすんごいすっきりするー!

よしっ!?

頑張らなきゃ!?

ガッツポーズをした瞬間私の前を無数の女子がドタドタと通り過ぎて行く


「きゃああああああ//////」

「かっこいぃー//////」

甘ったる~い声に吐き気がっ…

「またやってるわ、、、あ゛~、気持ち悪い声…悪寒がするわ」


「同じく、ね」

私達の視線の先には女子に囲まれた桐谷宏人が映っている

「人間ってあんなずっと笑えるもんかなー?」

「さあね?まあ、今の美優は自分の事を考えなっ」

キンコーン

私は席に座ると即座に頭を伏せると眠りについた
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