現実は、変えられない

駅に向かっていると、

すごい行列の店があった 


「ケーキ屋さんできるって言ってたの
 もう開店してるんだ
 莉奈ちゃん、明日放課後行こう。」

「うん いいよ」

明日、楽しみだなって思っていると

「俺も、予定開けとこ…「二人で行こうね」

勇気君のことを、思いっきり無視して
瑞希ちゃんが笑顔で言った。

すると、勇気君は拗ねて怒っていた。
 


瑞希ちゃんと勇気君には、
『喧嘩するほど仲がいい』と言う言葉がぴったりだと
思いながら歩いていると

駅に着いて、

「そういえば、莉奈ちゃんってどこの学校から転校してきたの」


私は、その質問に少しドキッとした。
でも、相手から普通の質問だ。

あまり、知られたくなかったけど
でも

「清蘭学園」


「「まじで」」


二人のすごい驚いていた。

「なんで、山ヶ丘に転校してきたの?」



「成績が下がったから、
 あの学校に、頭悪い人はいらないから」
 

「賢い高校って、
 厳しいだね。」

私の嘘に、瑞希ちゃんは素直に信じてしまった。


私は、成績は下がってない。
それなりに、ついていけていた。


でも、これ以上あの学校での事に触れて欲しくなかった。

あの事件や、あの人の事を知って欲しくなかった。










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