あたしをたべて
あたしがヒカルと出会ったのは高3の時。

大学にいくつもりで猛勉強していた頃。
来る日も来る日もsin、cos、tan。古文、漢文、現文。
でも別にいやじゃなかった。
努力は嫌い。でもわからないことがあるのがそれ以上に嫌だった。


そんなあたしの成績だと相当な大学に入れるのがみえていた。だから親も先生もあたしの息抜きには寛大だった。
息抜きっていうか目茶苦茶?
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