女好き先生とヒミツの補習授業❤

白堂先生が私の隣に腰掛けた。


「野々村、勉強は無理してやるものじゃない。無理してやったら内容も入ってこないから無意味だ。勉強に集中できない時はやらなくていいんだよ、それよりその心の乱れを直した方がいい」
「心の…乱れ」
「そうだよ？勉強よりも大切なもの。それはね“勉強を受け入れる心”だ。無理に勉強したって意味なんかない、心が受け入れ内容を理解できた時、勉強ができたっていうんだ。今の野々村は勉強しても無意味なだけだよ？」
「……無意味」
「今、野々村が心に抱えてる乱れは何？俺に、教えきれない事？」
「……先生、それが…分からないんです。なぜか心がモヤモヤしてて自虐思考になったり……ッ」
「大丈夫、俺は野々村の味方だから。」
「え」
「野々村が悩んでたら第一に相談に乗ってあげる」




あ、まただ…




また、先生…………




私の頭撫でた。