女好き先生とヒミツの補習授業❤



「ごめん、理子ちゃん…俺そこまで悩ませてたんだね」
「そうですっ!!先生のせいで…っ」
「ごめん…」
「家まで来て…ホント迷惑っ」
「…」
「しかも私の部屋までノコノコとあがってきて」
「り…」
「だから!!名前で呼ばないでください!!!もう先生の顔も見たくないんです!!出て行ってください!!」
「それは、出来ない」
「どうしてですか!?私はこんなに…っ嫌がってるのに!!」
「嫌がってても、俺は今日用があってきたんだ」



先生の瞳はいつもと違いキリッとしていた。




唇を噛み締め先生の次の言葉を待つ






カチカチカチ…





わずかな沈黙が続き、部屋の電子時計の音がやけに響いている。






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