ナムストーンPART2

京都に集合4

中国古来の風水による地形分析だとは思うが、
五山に火を放ち天空より舟を呼ぶ、は気になる。

この五山は禅宗の京都五山ではないのだから
京都盆地を囲む大文字焼きの五つの薪基地が

太古の昔からすでに存在していた証でもある。
何のために?天空から舟を呼ぶために?

一般には雨乞いの為に龍神を呼ぶと言うのが通説だが
ひょっとしたらほかの何かを呼ぼうとしたのかもしれない。

現在の大文字焼きは右大文字と左大文字、妙と法の文字、
舟形と鳥居の形で四つの文字(漢字)と二つの図形が

8月16日の夜空に浮かび上がるが、地上からはまず全部見
れることはできない。最大の右大文字でさえ下から見上げるのは

寝そべったような大の字だ。天空から見てこそ、大、大、
妙、法、舟形、鳥居は意味を成す。
妙法蓮華経の五字を当てたのは相当後の話である。

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